スワップ取引(スワップレート)
スワップ取引とは
外国為替取引には「直物取引」「先物取引」という取引があるのをご存知でしょうか。更に、実際の外国為替取引では「スワップ取引」が主要な取引となります。スワップ取引とは、同時に直物、先物を売買する取引方法のことを指します。例えば、「直物で買い、同額を先物で売る」という取引を同時に行うのです。
通常、銀行などでは、売りと買いのポジションを同額でスクエアーに保ち、リスクを軽減しています。例えば、銀行が顧客と先物取引をしたとすると、銀行は銀行で反対に直物を同時に取引してリスクを回避(カバー取引)しているのです。そして後にスワップ取引をします。スワップレートは直物、先物レートの差となります。
スワップ取引が行われる理由
スワップレートは、二つの通貨の金利差によって決定されます。つまり、スワップレートは、どちらかの通貨の金利が変動することによって、金利差が変動し、結果としてスワップレートも変動することになります。この通貨同士の、金利差を利用することで、リスクを最小化し、儲けようという取引のことをスワップ取引というのです。
このように、スワップ取引は、金利差を予測して金利分だけ利益を上げようとするわけです。また、銀行などの金融機関は、外貨の資金を作るために、直物で変換すると為替リスクがあるため、スワップ取引(直物ドル売り円買い、3ヶ月先物ドル買い円売り)などの取引をします。
こうするこで資金のコストを確定させてします。この資金のコストを基準に銀行は市場より安くドルを手に入れることができるとすれば、スワップの優位性を出すことができます。
この他にも、直物ポジションを持ち越す場合、金融商品へのヘッジする場合先物取引が発生したポジションをカバーする場合などにも、スワップ取引が利用されているのです。